2013/10/20

志賀高原ハイキング

10月の連休に1泊で志賀高原へハイキングに行ってきた。





友人の車で草津白根を越え志賀高原を目指す。当初の予定では岩菅山から切明温泉方面への稜線を歩き、途中の幕営適地とやらで一泊。2日目は来た道をUターンというプランだったのだが、車を揺らすほどの強風と寒さに森林限界上の稜線コースを歩くことに不安を覚え急遽予定変更。硯川に車を停め日帰り装備で赤石山を目指すことにした。

硯川の駐車場からスキー場の草地を横切り登山道へ入る。草津峠分岐、鉢山、四十八池分岐を越え、忠右衛門新道、忠右衛門新道分岐を通り赤石山へ。
とにかく風が強い。道の両側の木々と背丈を越えて生い茂るネマガリタケが強風を遮ってくれて助かる。森林限界上の稜線を歩いていたら本当にキツかっただろうなぁなどと思いながら歩みを進める。



赤石山山頂からは大沼池が丸見えの好展望。しかし真っ直ぐ立つこともままならないほどの強風にすぐに退散。風を遮ってくれる岩陰を見つけてお昼ご飯を食べ、すぐに下山。




帰りは忠右衛門新道分岐を大沼池へ。急斜面を一気に標高を下げる。
赤石山までは数人のハイカーとしか出会わなかったが、大沼池は普通の観光客も多く大賑わい。



大沼池からはもうユル下りだけだろうと勝手に思っていたら、四十八池へまたしばらく登りが続きまたもや汗だく。
きれいな湿地帯の四十八池。やっぱり大勢の観光客。



四十八池からは歩きやすい幅の広い道が続く。お洒落革靴を履いた大学生風3人組と抜きつ抜かれつしながら硯川駐車場へ戻り、車で渋峠へ移動。



渋峠に駐車しこの日の宿泊地芳ヶ平へ向かう。


ダマシ平を越え、岩と木道のトレイルを1時間ほどひたすら下ると眼前に広々とした湿原がドーンと広がる。途中でテントの設営に必要なトレッキングポールを車に忘れたことに気付き取りに戻るというなんとも無駄なトラブルがあったが、無事に芳ヶ平キャンプ場に到着。
開放感のある広々とした草地のキャンプ場。自分たちのほかには5張りほどで場所は選びたい放題。

相変わらず風が強いので念入りにペグダウンし設営。




わざわざ買ったキャベツを家に置いてきてしまいなんとも味気ないスープとなってしまった夕食。食べ終わる頃には日も暮れあたりはすっかり暗くなっていた。気温もだいぶ下がってきていたのですぐさま寝袋に入り横になる。
その後も気温はどんどん下がっていき、夜中にチェックしたときにはマイナス5度ほどだった。久々の氷点下の幕営に心が踊る。










2日目も快晴。前日あれほど強かった風も止んでいた。





前日に降りてきた道をただ戻るのも面白くない。地図を見ると芳ヶ平から渋峠へのコースの他に白根山山頂方面へのコースがあるが山頂方面コースでは車へ戻ることは出来ない。ただ、どちらのコースも1時間ほどの整備された道。携帯の電波も入る。ここで同行人とジャンケン。勝った方がまだ歩いたことのない白根山山頂方面へ。負けた方が前日に降りてきたコースを登り返し、車をピックアップし白根山山頂の駐車場へ向かう。緊張のジャンケン。



まんまと負けた自分は芳ヶ平ヒュッテに別れを告げ前日に降りて来た道を渋峠まで戻り、車で白根山山頂へ移動。





山頂の駐車場で合流後山頂周辺を歩こうと思っていたのだが、あまりの人の多さに辟易し断念。少し下った殺生河原駐車場から富貴原ノ池辺りまでを歩くことに。




2時間ほどのプチハイキングを終えた後、草津の温泉で汗を流し帰宅した。

<おわり>

0 件のコメント:

コメントを投稿